皆さん、こんにちは!スタッフの山下です。
3月も下旬になりまして、こちら赤芝は景色が春めいてまいりました。
1ヵ月前はあんなに「雪がなくならないかなぁ。」と思っていたものですが、
いざなくなってきますと、なぜか嬉しさ半分、寂しさ半分といったところでして・・・。
今年の雪は一度にドカッと降ることが多く、除雪が大変だった覚えがあるのですが、
だからこそ雪には苦労をかけられた分、余計に別れがたく思うのかもしれませんね(笑)。
さて、3月のコミュニケーション講座は「わたしは、誰でしょう?」クイズを行いました。
「わたしは、誰でしょう?」クイズとは、出題者がある答えについて複数の特徴のみを話し、
それを聞いた回答者がその複数の特徴から答えを推測するというゲームです。
今回の講座では出題者が出す特徴を3つとし、問題には参加者全員で回答しました。
また、このゲームを初めて行うという参加者がいらしたので、
まず最初にスタッフが参加者に例題を出すことで、このクイズに慣れてもらうことにしました。
例題はこちらから7問出題して、参加者がゲームに慣れてきた後、
今度はスタッフを含め参加者全員で各々がクイズを作り、お互いに問題を出し合いました。
今回はそれほど問題を考える時間がとれなかったので、皆さん2問ずつの出題となりましたが、
良い問題ばかりで楽しくクイズをすることができました!
ちなみにセミナーでは私も出題しまして、回答者が答えを出しやすく、
かつ簡単すぎない問題を私なりにがんばって出題したのですが、
皆さんに即答されました(笑)。まあ、答えやすい問題を出題したつもりだったので、
狙い通りと言えば狙い通りなのですが・・・。
作った問題を簡単に答えられることがこんなに寂しいとは思いませんでした(笑)。
さて、今回の講座はもちろんクイズに答えることが目的ではありません(笑)。
今回のクイズは出題する時に、出題者が回答者と共通の認識を持たないと回答が難しいからです。
そのため、出題者は「この特徴を言えば答えられるだろう。」と、回答者を考えながら
出題する必要があります。相手のことを慮るわけですね。
ではこのクイズを職場でのコミュニケーションに置き換えます。
出題者=話しかける人、回答者=話しかけられる人、と想定します。
職場では働く人の年齢や性別、その人の生い立ちもバラバラなので、
例えば雑談をするときに、学校やサークルと違って共通の話題というのは
なかなか見つからないものです。当たり前ですよね。むしろ見つかったらラッキーです(笑)。
だからこそ、この話題だったら一緒に話せるだろうな、と探ることが大切ですし、
見つかった時はうれしいものですし、何より探る姿勢そのものが職場の人に対する思いやりだと、
個人的には思っています。
今月も複数の方に講座に参加して頂きました。ありがとうございます!
来月から新年度ということで、我々も講座の内容をいろいろと考えている状況ですが、
参加者と楽しくコミュニケーションが図れるような内容にしていきたいと思いますので、
来年度もたくさんの方の参加、お待ちしております。