毎週火曜日に農業プログラムをしています!

こんにちは!スタッフの山下です。

6月も上旬に入りましたね。5月の下旬から6月の初めにかけて

置賜地域では田植えをする光景が増えますが、

同時にカエルの鳴き声がよく響くようになりますね。

田んぼの近くに住まわれている方には少しうるさくなる

時期かもしれません(笑)。ただ個人的には季節の移り変わりを

感じられるお気に入りの音で、夜その音を聞きながら田んぼの脇の道を

ランニングすると最高に気持ちがよいです。上手く言えませんが「地球」を

感じられます。皆さんも興味があれば是非お試しを。

 

さて、タイトルにある通りサポステでは毎週火曜日に農業プログラムをしています。

プログラムには利用者さんに加え、フリースクールの子どもたちも参加し、

一緒に事務所の畑を使って様々な野菜や果物を育てています。

プログラムは基本的に事務所で行われますので事務所に来る必要があります。

普段あまり外に出ない人にとってはプログラムに参加すれば週に1度必ず外に出る

ことになりますし、黙って農作業は出来ませんから(笑)、プログラムを通して

他の参加者とコミュニケーションをとるいいトレーニングにもなります。

また、プログラムは土を耕すところから種まき、苗植え、草むしり、

その他必要になる作業を経て収穫まで行いますので、作物を育てる中で段々と

育てているものに愛着がわき、収穫まで育てようという責任感も抱けると思います。

自分が関わっていることへ責任を持つことは働く上では重要な事ですよね。

プログラムを通してコミュニケーション力や家の外の社会とつながる事、

体を動かすこと、上記に述べた責任感、これらが就労する際、就労後にも

活かせたらとの思いからプログラムを実施しています。

 

現在育てているのはトマト、バジル、ピーマン、レタス、大葉、ベビーリーフ、

パセリ、ブルーベリー、レモングラスの9種で、上手く育っている種もあれば

そうじゃない種もありまして(笑)。草むしりをしたり葉についた虫を一匹一匹

取り除いたりと、小さい畑で手探りながらも参加者と和気あいあいと行っています。

毎日農業をするとなると体力勝負になってきますが、週に1回なら外に出て体を動かして

他の人とおしゃべりすることでいいリフレッシュになりますし、収穫の時はやはり

達成感を味わえますよね。今後はまず作物を大きくしていき、無事に実らせることを

目指して活動していきたいと思います。