すっかり暖かくなって、早いもので3月ももう終わりますね。
今年度の置賜若者サポートステーションは、明日が業務最終日です。
私は今年度まで、置賜サポステの総括コーディネーターを務めておりました。
学校を卒業して、新卒で置賜サポステに入職して、丸7年が経ちました。
就労支援の仕事をすることはもちろん、社会人として仕事をすること自体が初めてだった7年前、
学校で勉強してきたことと現実は全然違う!と衝撃を受け、
現場で何もできない自分に落ち込んだり、不安になったり…
今思えば、その時の利用者さんにはどんなにご迷惑をおかけしたか…!
どちらが支援していただいているのか分からないくらい、本当に一緒に試行錯誤の毎日でした。
3年前に総括コーディネーターになってからは、本当に辛かった!(笑)
自分が頑張ったり、時間をかけたりした分だけ成果が出たと自己満足できた時とは違い、
自分だけが頑張っても上手くいかない…、むしろ頑張っただけ空回りする……、
これを書いている今日も、そんな自己嫌悪でいっぱいです(笑)
そんな7年間、それでも何とか続けてこられたのは、
頑張っている利用者さんの姿、他機関の皆さまのご協力があってのことです。
私がこの仕事をやっていて良かったなーと特に思うのは、
支援を卒業=就職された利用者さんと何気ない日常会話
(このお店のコレが美味しい!とか、株やってるの!?すごい!とか)ができる時、
他機関の方とまるで同じ職場のスタッフのように利用者さんの変化を喜べた時です。
そんな素敵な瞬間をたくさんいただいて、どうにかこうにか7年間続けてくることができました。
本当にありがとうございました。
今回こんな内容のブログを書かせていただいたのは、
実は次年度より、サポステ事業から他の事業へ異動することになったためです。
しんどいけど本当はもう少しやれるかも…という気持ちや、
7年間やって自分なりにようやく形にしてきた仕事を手放すのが寂しいという気持ちも正直ありますが、
反面、自分の中ではずっと、視野が狭くなっていることへの危機感、
先のこと、やらなければならない業務のことで頭がいっぱいで、
利用者さんに対しても、自分に対しても「今」に十分向き合えていないもどかしさがありました。
もちろん、自分なりには本当に必死にやってきたので、やり切った!という達成感もあります。
そんな気持ちもあり、思い切って、私もサポステを「卒業」することになりました。
子どもの頃は、大人になったら悩み事なんかなくなって、
大人は「普通に」仕事をして、穏やかに暮らしているんだろうと思っていましたが、そうでもないのですね。。(笑)
このブログを読んでくださったサポステ利用者の方、サポステ卒業生の方、
そして利用しようかどうか迷ってこのブログをご覧いただいている方やそのご家族の方に、
サポステスタッフだって色々考えていて、
だからこそ一緒に困って、一緒に悩んで、一緒に変化していきましょう!というメッセージが伝われば嬉しいです。
私自身も他の事業の担当者として、また新しい出会いを楽しみに頑張っていきたいと思います!
これまで、本当に本当に本当にありがとうございました!!
2018年3月30日